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受難のロック、配信ライブの新潮流 シンガー・ソングライター同士のライブ、オンラインでファン・ミーティングも

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産経新聞

オンラインでファンミーティングを行った広瀬さとし 1/1枚  一向に収束の気配がみえないコロナ禍だが、11都府県で緊急事態宣言が再発令されたことで、飲食サービスを提供するライブハウスにはライブを中止せざるを得ない店舗も多く、ミュージシャンも再び受難の時が訪れている。そんな中でも配信ライブで新しい潮流が生まれているという。

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 リンドバーグやZIGGYなどを生んだヒットメーカー、月光恵亮氏にとって最後のプロデュース・アーティストとなったHigh-NA(ハイナ)は、配信ライブでライブハウスの定員を超える観客をつかみ、注目されている。

 ただ、ロックファンにとって、爆音を体感するのがライブという思いも強く、配信ライブには限界もあるようだ。そこで、新しい配信に取り組むアーティストも増えている。

 1995年にポップロックバンド「恋愛信号」でメジャーデビューした奥村慎也と、予備校講師という肩書を持つ大上芳樹のシンガー・ソングライター2人が25日に東京・新宿のライブハウス「WildSide Tokyo」で無観客配信を行う。

 音楽イベントプロデューサーはこう語る。

 「バンドはどうしても密になる。シンガー・ソングライター同士のライブなら密は避けられるのでアーティスト的には魅力的でしょう。聖飢魔IIなどを輩出したWFSという音楽サークル出身の2人がSNSでつながって、同じイベントに出演するのもコロナ禍のたまものかもしれません」

 一方、ファンとの交流の場を失ったミュージシャンにも新しい動きが出ている。

 コロナ禍で44マグナムとしての活動はできなくなっているギタリスト、広瀬さとしは11日にオンラインでファン・ミーティングを開催した。

 このマーケットの可能性について音楽プロデューサーはこう語る。

 「広瀬さんはクールなビジュアルからは想像できないようなトークが魅力なので、新たな魅力を発信できたのでは。配信でファンと交流する動きは、キャラの濃いミュージシャンにとって、芸人のユーチューバー以上にバズる可能性があります。実はしゃべりが達者な逸材も多いロックシーンから新たなヒットコンテンツが出るかもしれません」

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