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ホラーの帝王スティーヴン・キングが“クソ”絶賛! コメディーと見事に融合した映画「ザ・スイッチ」

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産経新聞

それでも怖い『ザ・スイッチ』 1/1枚  ボディースイッチ、いわゆる人格が入れ替わるシチュエーションの映画は過去に多くあり、特に目新しいものではない。だが近日公開の『ザ・スイッチ』(クリストファー・ランドン監督)は、あのホラーの帝王といわれるスティーヴン・キングが「主演のヴィンス・ヴォーンはアカデミー賞もの。クソすばらしい」と絶賛したというから気にならないはずがない。

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 11月12日木曜日の朝、いつものようにミリー(キャスリン・ニュートン)は目覚めた。母は夫と死別してから酒浸りの毎日。姉はしっかり者の警察官。ミリーは学校ではいじめられていた。そんな彼女を友人のナイラとジョシュが慰めてくれることが救いだった。

 その夜、アメフト応援の帰りに母の迎えを待っていると突如雷鳴がグウランドに鳴り響き、伝説の殺人鬼ブッチャーがどこからともなく現れる。ミリーは襲われ、古代アステカのミステリアスなナイフ「ドーラ」で刺された瞬間、それは起きた。

 13日の金曜日、ミリーが目を覚ますとそこは見知らぬ小汚い部屋の中。自分の姿を鏡で見て悲鳴をあげる。ボディーがブッチャーに変わっていたからだ。一方、ブッチャーも女性特有の部屋で目を覚まし、体が入れ替わったことを知ると、これなら誰も殺人鬼だと疑わないとニンマリ。そして学校に行くと気に食わない先生や生徒を血祭りにあげてゆく。

 わけを知ったナイラたちは24時間以内に2人が再び入れ替わらなければ永遠に元に戻れないことを知る。だが殺人鬼姿のミリーは姉に捕まり警察の留置場に入れられてしまう。ミリーは一体どうなるのか-。

 巨体でいかついルックスのヴィンスはこれまでも『ドッジボール』などでコメディーセンスを絶賛されている。ここでも女子高生になりきり内股でかわいらしく歩くさまは笑える。

 『パラノーマル・アクティビティ』シリーズで頭角を現し、大ヒットした『ハッピー・デス・デイ』で得意とするホラーものを、この作品でコメディーと見事に融合させたランドン監督はこれからも目が離せない。(望月苑巳)

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