記事詳細

2021年期待の若手俳優、甲斐翔真 ミュージカル界で脚光「『職業は何?』と思われる無敵人間になりたい」

更新
産経新聞

ミュージカルで新たな一面をみせる 1/1枚  2016年に『仮面ライダーエグゼイド』で注目された俳優の甲斐翔真(23)が、ミュージカルの世界で脚光を浴びている。昨年の『デスノート』『RENT』に続き、28日からはミュージカル『マリー・アントワネット(MA)』でフェルセン伯爵(田代万里生とダブルキャスト)を演じる。「いつか歌う仕事をしたかった」という23歳が、大好きな作品でまたひとつ夢をかなえる。

<< 下に続く >>

 日本でもっとも有名なフランス王妃、マリー・アントワネットと、同じイニシャルを持つ庶民の娘の運命を描く日本発のミュージカル『MA』。18年の新演出版を見て、こんな作品があるのかと大ファンになった。

 翌年には韓国に行って韓国版を見るほどで、同作の作編曲をしたシルヴェスター・リーヴァイに歌唱動画を送り、大役を射止めた。出演が決まったときのことを、「好きな作品に出られる喜びと、客席から見ていた先輩たちの中に参加する不安でいっぱいになった」と振り返る。

 スウェーデンの伯爵でありながら、フランス王妃に恋するフェルセン。「王妃ではなく、マリーというひとりの女性を愛しただけ。容姿端麗でマナーや教養もある紳士だけれど、それだけではない人間としての悩みや葛藤を表現したい」と意気込む。これまでの作品とは違う「クラシカルな歌唱」にも注目だ。

 幼い頃、劇団四季の『ライオンキング』を見て、劇中歌『早く王様になりたい』を熱唱した。いつか歌う仕事をしたいと思っていたが、中学3年でスカウトされたときはサッカー少年。芸能界に入ることも、ましてやミュージカルに出ることも想像していなかった。「『パラド(エグゼイドでの役名)、歌えたの?』と驚かれるかも」と自身も認める新たな挑戦だ。

 だが、まだ満足はしていない。「ミュージカルもやっていきたいし、映画やドラマもやっていきたい。ひとつひとつでプロの仕事をして、『この人、職業は何?』と思われる無敵人間になりたいんです」

 昨年末には、所属事務所の仲間と結成したバンドでボーカルを担当し、作曲にも取り組んだ。マルチに活躍する姿に、ファンは「心が躍る」1年になりそうだ。 (道丸摩耶)

ピックアップ

    注目ニュース

      アクセスランキング

      iza! ソーシャルメディア公式アカウント

      • twitter
      • facebook
      • iza!を読む
      ×