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ツイッター毎日更新の内海桂子さんの悲報にネットユーザーからも惜しむ声 「師匠の呟き楽しみにしてました」「天国でもつぶやいてください」

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内海桂子さん=2018年11月 1/1枚  女性漫才コンビの「内海桂子・好江」として長年活躍した漫才協会名誉会長の内海桂子さん(97)が22日に多臓器不全のため亡くなっていたことが28日報じられ、内海さんが平成22年から今年4月までほぼ毎日更新してきた公式ツイッターには、フォロワーから「毎日のツイート、楽しみであり、励みにさせて頂いてました。謹んでお悔やみ申し上げます」「もっともっと為になるお話しを聞かせて頂きたかったです」と惜しむ声が相次いだ。49万人を超えるフォロワーは「ツイッターさみしくなります」と悲嘆に暮れている。

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 内海さんは今年4月14日、「じわじわとコロナ騒動のしわ寄せがきて今や殆どのお店が閉まっている。近所の小さい店は閉めろと言われても日常の生活費が入らなくなるとかたくなに商売を続けていたが一つ抜け二つ抜けとなっている。本当にどうやって暮らしを立てていくのだろう。まだまだ色んな手当てに届かない小さな店が沢山ある」とつぶやいたが、この投稿を最後に更新が途絶えていた。この投稿のリプ欄には「長い間ツイッターで楽しませてくれてありがとうございました。天国でもつぶやいてください」「師匠の呟き楽しみにしてました、自分も師匠のような年の取り方をしたいです 天国でまた好江師匠と漫才してるんですかね?ご冥福を祈ります」と惜しむ声が次々と寄せられた。

 内海さんがツイッターを始めたのは22年8月、87歳の時だった。これまでのツイートは4千件近くに達する。ツイートは何気ない日常の出来事をつづったものから、時には時事問題を鋭い視点で切り込むことまでさまざま。弟子にあたるお笑いコンビ、ナイツが内海さんにまつわるエピソードを紹介することも多かったこともあり、内海さんのツイートは若い世代にも人気を集めた。

 最後の投稿には「世相をチクッと斬る呟き、旦那さまとの微笑ましいやりとりなど師匠の人生観の一端を垣間見ることができました。天国で好江師匠と漫才なさるのかなぁ」「世相に鋭く切り込んだり戦時中のお話されたり、ときにユーモアと温かさに溢(あふ)れた師匠のtwiはとても楽しみでした」「内海師匠の暖かくも鋭い眼差しと飾らない言葉の厚みが大好きでした。寂しくなりますね」「内海師匠の舌鋒鋭いTweetを楽しみにしていました。漫才会の師匠としてだけではなく、市民の師匠、ご意見番としてのお考えに頷かされてきました」と、生前の人柄をしのび死を惜しむリプライであふれている。

 大正、昭和、平成、令和という時代を見つめてきた内海さん。先の大戦での経験を赤裸々に語ったツイートが話題を呼んだこともあった。「師匠の呟いた空襲の経験は、大規模火災からの避難の方法を私たちに教えてくれました」「歴史を身近に感じられました。厳しい、おっかない方だと思っていましたが、Twitterで可愛らしい方だと知ることが出来ました」「昭和の日本のことたくさん教えていただきました。今の日本人の在り方も考えさせられました」といった声も少なくなかった。

 ツイッターは内海さんの生きがいだったというが、今年1月中旬、東京・浅草東洋館で行われた漫才協会の寄席「漫才大行進」に出演し、弟子に抱えられるように登場。同下旬に歩行改善のため入院しており、その後はリハビリに励んでいたと報じられた。そして4月14日が最後の投稿に。「このツイートが師匠の最期のツイートになろうとは思ってもいませんでした。師匠の人情溢れるツイートが拝見出来なくなるとは残念でなりません」「長らくツイートを拝見してないなと思っておりましたら、天国へと行かれたとの報を受けました。師匠を想うと、両親とともに茶の間を囲んでいた時代が蘇ってまいります」とつづる人もいた。

 内海さんは生涯現役を貫き、ツイッターを駆使して、若い世代にも多くの言葉を残してくれた。「90過ぎてもツイートし続ける!中々出来ることではないですしご自分の意見を発信して格好いい方だなと感じておりました」「今までありがとうございました そしてお疲れさまでした 天国で安らかに」。内海さんのつぶやきを楽しみにしてきた誰もがそう感じ、その死を悼んだ。

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