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NHK朝ドラ「エール」、鉄男と希穂子の悲恋にネット再び涙…梅の副音声にネット「切ない」「同感」

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入山法子 1/1枚  NHK連続テレビ小説「エール」の第45話(再放送)が19日、放送され、ネットユーザーらは、主人公、古山裕一(窪田正孝)の幼なじみ、村野鉄男(中村蒼)の元恋人、希穂子(入山法子)の演技に“再び”涙した。2度目の放送にもかかわらず、同日、ツイッターでは「希穂子さん」というワードがトレンドに入る事態となり、2人の悲恋に多くの視聴者が感想を書き込んだ。

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 前回東京五輪の「オリンピック・マーチ」など、数々の名曲を残した福島県出身の作曲家、古関裕而さんと、妻で歌手として活躍した金子(きんこ)さんをモデルに、音楽とともに昭和を駆け抜けた夫婦の絆を描く同作。主人公の裕一役を窪田が務め、妻の音を女優の二階堂ふみが演じる。

 この日の放送は第9週「東京恋物語」のクライマックスで、鉄男と希穂子の、涙なしでは見られない悲恋の真相が描かれた。

 鉄男は裕一の小学校時代の幼なじみ。子供のころは、腕っぷしの強いガキ大将として周りから恐れられ、“乃木大将”のあだ名で呼ばれていた。一方、詩を書くのが好きという優しい一面もあったが、家庭が貧しく、父親がそれを許さなかった。その後、一家は借金を重ねて夜逃げをし、町から姿を消したが、鉄男は小学校時代の恩師、藤堂清晴(森山直太朗)の紹介で地元福島の新聞記者となった。裕一とは福島のダンスホール付近で偶然再会。それ以降、2人は音楽を通じて交流が続いている。

 希穂子とは、彼女が仲居をしていた福島の料亭で知り合い、その後、交際に発展。だが、鉄男に新聞社の社長令嬢との結婚話が持ち上がったことを知り、希穂子はある日突然、鉄男の前から姿を消した。鉄男は彼女のことが忘れられず、「希穂子が東京にいる」という噂を聞き、暇を見つけては上京。ある日、音が臨時の女給として働くカフェーを訪れると、そこで女給として働いていた希穂子と再会した。突然いなくなった理由を聞くと、希穂子は「田舎が嫌になったから」と冷たい態度。後日、再び鉄男が店を訪れても、「迷惑です」などと言って、追い返した。

 落ち込む鉄男を裕一らが励ますと、そこで鉄男が「実は詩を書いてみたんだ」と告白する。歌詞を見た裕一はその内容に感動し、一晩でメロディーをつけてしまう。翌日、歌詞と楽譜をコロンブスレコードのディレクター、廿日市誉(古田新太)に見せると、その場でレコード化が決定。「福島行進曲」という地方小唄(現在のご当地ソング)として発売されることとなり、これが裕一にとっての念願のデビュー作となった。

 後日、裕一のレコード発売を祝うパーティーが開かれることになった。音がカフェーを訪れ、希穂子を「鉄男さんをお祝いしに来てほしい」と誘うが、希穂子は“ある約束”で、鉄男とは会うことができないと明かした。

 実は、鉄男の知らないところで、希穂子は新聞社の社長と会っており、そこで鉄男の将来のために身を引くよう迫られていたのだ。さらに病気の父の治療代も渡され、社長は「もしこれを拒むなら、鉄男を解雇する」と迫った。希穂子は鉄男の人生の邪魔をしたくないと考え、彼の前から姿を消した。

 その話を聞き、「でも…」という音に、希穂子は「それに私、あのお金を受け取ったの。その方が踏ん切りがつくと思ったから。だからもう後戻りはできないの」とキッパリ。音は涙を流しながら「それでも私は希穂子さんに来てほしいです!」と訴えた。

 パーティー当日、希穂子が遅れてやってきた。会場で「福島行進曲」が流れるなか、鉄男は「この詞、書げだのは、希穂子のおかげだ。俺やっぱり、希穂子じゃなきゃダメだ。俺と一緒に生きてくれないか」と訴えた。しかし希穂子は、涙をこらえながら「私、結婚が決まったんです…」と切り出し、「彼は、頼りがいがあって、経済力もあって、私のこととっても大事にしてくれて。『父の医療費も任せなさい』って…」と作り笑顔で嘘を並べ、鉄男の前から去っていった。

 音楽学校の記念公演の最終審査で、審査員の世界的オペラ歌手、双浦環(柴咲コウ)らを前に、課題曲「椿姫」を熱唱する音。環から「最終選考で勝つのは難しいでしょうね。あなたの歌には惹かれるものがなかった。何も伝わらなかった」などと酷評されていたいたが、審査の途中、音の脳裏を鉄男と希穂子の姿がよぎった。涙を流しながらの歌声は審査員やライバルの夏目千鶴子(小南満佑子)を圧倒。音は、自分の力でヒロインの座をつかんだ。

 鉄男と希穂子の悲恋はまさに「椿姫」そのもの。再放送にもかかわらず、この展開に多くの視聴者が再び涙し、ツイッターに「この回は何度観ても泣ける」「希穂子さん切ない 2回目でも泣ける」「何回見ても泣けて来る。きほこさん帰ってこないかなぁ…」などのコメントがあふれた。

 本放送時と同様、今後の展開として「ふたりがいつか結ばれることを願うばかりです」といった声や、なかには「後日談でも辻褄が合わなくても何でもいいから、この2人は一緒になって幸せの道を歩んで欲しい。それこそがコロナ禍で番組を楽しみにしている視聴者へのエール」と訴えるファンの書き込みも見られた。

 再放送では、主要キャラが副音声でドラマを解説するという企画が行われており、第9週は音の妹、関内梅(森七菜)がそれを担当した。この日の放送は、雑踏のなかに消えていく希穂子の後ろ姿で終わり、そのシーンで梅は副音声で希穂子に「幸せになりんね」とつぶやいた。

 この演出も視聴者の涙を誘った。SNSには「梅ちゃんの解説…切ないよね」「副音声で視聴者の気持ちを代弁する梅ちゃん……(涙)」「再放送なのに見入って呟けなかった…。希穂子さんに送る梅ちゃんの『幸せになりんね』に同感」などの書き込みも相次いだ。

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