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香港の周庭氏「欅坂46『不協和音』の歌詞が頭に」発言に大きな反響 信念貫く姿を重ね「ほんまに音楽の力ってすごい」

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11日、保釈後に香港の警察署前で会見する周庭氏(藤本欣也撮影) 1/1枚  「拘束されている間、『不協和音』の歌詞が頭に浮かんだ」。香港国家安全維持法(国安法)違反の疑いで逮捕され、11日深夜に保釈された民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏(23)。警察署前で臨んだ保釈後の記者会見で、人気アイドルグループ「欅坂46」の代表曲を挙げたことに、ネット上では「欅坂の不協和音…凄いな!」「ほんまに音楽の力ってすごい」「胸が締め付けられる」と大きな反響が広がっている。「僕はYesと言わない」で始まる「不協和音」の歌詞に、自分の信念を貫き抵抗を続ける周氏の姿を重ねた人も少なくなかったようだ。

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 日本のアニメやアイドルグループのファンとしても知られる周氏。逮捕直後には、多くのネットユーザーが「周庭さんの自由をかえして!」「彼女が日本語で、TVやラジオでまた話すのを待っています」といった多くの声援が寄せられていた。周氏は保釈後の会見で、「香港市民や日本、世界の人々から応援をいただいた。皆さんの愛、支持に感謝したい」と感謝。「引き続き香港の民主主義と自由のために、香港人の一人として闘っていく」と誓った。

 この会見のニュースに、「不協和音」がトレンドワード入りするほど日本のネットユーザーも大きく反応した。「こう考えるとほんまに音楽の力ってすごい。国と戦う力までくれるんやから」「外国の方にもあの歌詞と意思は届いているんだな」といった驚きのツイートがズラリ。「しかし不協和音、とんでもない影響力と破壊力だ…歌詞起こしした時、確かに強いと思ったけどこんな事になるとは思わなかったわ…」「私も周庭さんと同じように、この一年間、ずっとこの歌に支えてくれて来ました。歌詞の内容が本当に痛いほどわかるよ....」と改めて歌詞の力に感心した人もいた。

 「不協和音」といえば、昨年末の「第70回NHK紅白歌合戦」で、今年1月にグループを脱退した平手友梨奈(19)が「僕は嫌だ!」と絶叫したシーンも話題になったが、「確かに状況ぴったりすぎな」「恐怖と戦っているときに欅坂は支えになったんだね」と周氏の心情を察するツイートも散見された。

 欅坂46は平成28年4月、作詞家・秋元康氏のプロデュースによりシングル「サイレントマジョリティー」でデビューし、NHK紅白歌合戦に同年から昨年まで4年連続で出場した。しかし今年7月16日、10月で活動を休止すると発表。グループ名を変更して再始動することになっている。それだけに、今回の周氏の発言で「欅はなくなっても、その活動を忘れないファンは多いかもしれない。私もきっとその中の一人だ」といった声も。「アグネスの不協和音は、”自由”と”民主主義”そして”平和”を美しく、力強く、そして、モーツァルト弦楽四重奏曲第十九番と同じく美しい調べを奏でる」と思いをつづった人もいた。

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