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客室で「書」を鑑賞 天平ホテルがリニューアル 奈良

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僧侶が壁に直接揮毫した「書」が目を引く客室で、「奈良の歴史を感じてほしい」と話す橋口さん=奈良市 1/2枚  猿沢池のほとりで各地から訪れる修学旅行生を迎えてきた奈良市樽井町の「天平ホテル」が、「書」をテーマにした大人の宿にリニューアルされ、「ホテル天平ならまち」として今月開業した。

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 僧侶や書家が壁に揮毫(きごう)した作品がすべての客室で鑑賞でき、ギャラリーも併設。奈良の歴史を感じながらゆったりと過ごせるコンセプトとなっている。

 奈良の「書」は平城京の時代から1300年の歴史があり、興福寺を中心とする旧市街地には、奈良墨や奈良筆の伝統が脈々と息づいている。

 44の客室には、興福寺や唐招提寺など南都の僧侶、奈良ゆかりの書家や落語家ら計27人が揮毫した作品が豪快に描かれ、部屋ごとに違った世界観に浸ることができる。

 ホテルは東に猿沢池や興福寺五重塔、南に町家が連なるならまちが見渡せる絶好のロケーション。客室にテレビはなく、ホテルをデザインした建築家の橋口新一郎さん(48)は「ゆっくりと、1300年の歴史を感じてほしい」と話す。

 ホテル天平ならまちは、地上4階、地下1階。宿泊料金は1室1万7600円(2人利用)から。問い合わせは同ホテル(0742・20・1477)。

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  • 猿沢池や興福寺南円堂に囲まれた「ホテル天平ならまち」

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