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「コト消費」とオフライン 米シリコンバレー発祥体験店舗 博多阪急などで期間限定店舗

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博多阪急に開業した「b8ta」の期間限定店舗 1/1枚  米シリコンバレー発祥の体験店舗「b8ta(ベータ)」の期間限定店舗が14日、博多阪急(福岡市博多区)で開業した。オンラインショップなどで販売される商品を試用体験できることが特長だ。新型コロナウイルス禍でネット通販の利用が広がる中、体験を重視した「コト消費」と、オフラインの実店舗を組み合わせた。

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 博多阪急4階の店内には、iPadと連動したパズルゲームや、デザイン性を重視した空気清浄機、トレーニング機器など約20の企業・団体の製品が並ぶ。多くはオンラインショップなどで販売されているが、実際に手に取って機能や質感などを確かめる機会がない製品だ。企業などにとっては、店舗の区画をベータから借りることで、自前では負担が大きい実店舗を手軽に持つことができるメリットがある。

 来店者は、店内を自由に見て回り、製品を手に取って試用する。製品やサービスに通じたスタッフが接客するが、ベータは積極的に商品の購入を促さない「売らない小売店」をコンセプトに掲げているため、圧迫感なく「買い物」が楽しめる。来店者の情報や、スタッフが聞き取った製品への感想などは、定期的に出品者に伝えられる。

 昨夏に日本進出したベータは、東京都内に2店舗を構える。コロナ禍でも150社が出品し、来店者が製品に触れるなどした回数は述べ約700万回を記録した。運営するベータ・ジャパンの北川卓司代表は「出品者、来店者双方にとってオンラインショップでは難しい偶然の出会いを提供できる」と強調する。

 今回は「若年層が多く、スタートアップ企業も次々と生まれ、東京と比較してアジアに近い」(北川氏)という特性に注目し、開店場所に福岡市を選んだ。

 博多阪急での期間限定店舗は27日まで。その後は29~5月9日に「マークイズ福岡ももち」、5月19~30日に「イムズ」で営業する。ベータ・ジャパンは反響などを見極め、常設店舗の出店を検討する。

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