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東証の山道新社長「国内外の投資家から選ばれる市場に」

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産経新聞

インタビューに応じる東証の山道裕己社長=5日、東京都中央区(米沢文撮影) 1/1枚  1日付で就任した東京証券取引所の山道裕己(やまじ・ひろみ)社長は8日までに、産経新聞などのインタビューに応じ、1年後に迫った市場再編について「国内外の投資家や上場企業から選ばれる市場になるための重要なステップだ」と述べ、期待感を示した。また「日本全体で国際金融ハブとなる」と述べ、大阪府や福岡県と連携し、国際金融都市の確立に尽力する考えも示した。

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 東証は来年4月、現在の4市場から3市場に移行する。このうち大企業向けの「プライム」は、市場で売買される株式の比率や時価総額などの条件を厳しくする。また、今年6月に改訂するコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)を適用する。

 プライム上場企業は気候変動が事業活動や収益に与える影響について情報開示をするか、それができない場合は理由を説明することが求められる。山道氏は「(脱炭素社会の実現は)世界的な潮流だ」と指摘。上場企業に取り組みや情報開示を促し、海外からの投資を呼び込む考えだ。

 東証株価指数(TOPIX)も見直す。山道氏は「連続性に配慮する」と述べ、3~4年かけて銘柄を絞り込む方針を示した。

 また山道氏は昨年10月のシステム障害については「衝撃的な出来事だった」と振り返り、市場の安定運営と再発防止の徹底に努める考えを強調した。

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