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白浜の観光2団体統合、白浜観光協75年の歴史に幕

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業務をスタートした南紀白浜観光協会の事務局=和歌山県白浜町 1/1枚  関西有数の観光地・和歌山県白浜町の観光振興に取り組んできた白浜観光協会と南紀白浜観光局が統合して新組織「南紀白浜観光協会」が発足し、5日、会長に旧白浜観光協会会長だった藤田正夫氏(68)が選ばれた。観光窓口の一本化など運営の効率化を目指す。町内の観光業界は新型コロナウイルスの影響で苦境に立たされており、藤田会長は「非常に厳しい状況だが、新しい形の観光を早急に検討したい」と力説した。

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 新組織は1日に発足。事務局を町内のNTT西日本白浜別館に置き、業務をスタートしている。白浜観光協会は任意団体で昭和21年に設立されたが、3月末で解散し、75年の歴史に幕を下ろした。一方、平成30年に発足した南紀白浜観光局は名称を変更して存続し、両組織を統合することになった。観光局時代と同じく、一般社団法人で、観光庁が進める観光地域づくり法人(DMO)に登録している。

 観光局は宣伝や満足度などの市場調査に取り組んできたのに対し、白浜観光協会は夏の花火大会などイベントを主催してきた。運営の効率化を図ろうと、一昨年秋から統合に向けて協議していた。

 町内のホテル・旅館で構成する白浜温泉旅館協同組合のまとめでは、昨年1年間の宿泊客数は前年の約4割減となるなど、新型コロナの影響で町内の観光は低迷している。

 5日に第1回理事会が町内のホテルで開かれ、会長と副会長5人を選定した。新組織は、加盟団体が町や町商工会、白浜温泉旅館協同組合など11団体、一般会員が約120人。

 藤田会長は温泉供給会社「藤乃湯」社長で、白浜温泉土地連盟代表も務めている。記者会見で「来月半ばごろまでに1年のスケジュールを考えたい」と話した。

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