記事詳細

キオクシアHD上場延期へ ファーウェイ制裁に懸念 米中摩擦の影響波及

更新

 半導体大手キオクシアホールディングス(HD、旧東芝メモリホールディングス)が10月6日に予定していた東京証券取引所への上場を延期する方針を固めたことが27日、分かった。主要取引先の中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に対する米国の制裁強化で、業績悪化が懸念され株価が想定を下回る可能性があると判断した。

<< 下に続く >>

 米中摩擦の影響が、時価総額1兆5千億円超を見込んだ今年最大の上場案件に波及した形だ。新たな上場時期は今後慎重に検討する。28日にも上場延期を発表するとみられる。

 キオクシアHDはスマートフォンやパソコンなどの記録媒体「フラッシュメモリー」を手掛ける。米国の技術を採用した製造装置を使っているため、大部分の製品が米国のファーウェイに対する取引規制に抵触し、出荷できなくなっている。

 キオクシアHDは17日、公募・売り出し価格の仮条件を1株2800~3500円と発表した。制裁の影響を盛り込み、8月27日の上場承認時の想定発行価格3960円から引き下げた。その後、機関投資家の動向などを探った上で、上場に適した時期ではないとの結論に至ったようだ。

ピックアップ

    注目ニュース

      アクセスランキング

      iza! ソーシャルメディア公式アカウント

      • twitter
      • facebook
      • iza!を読む
      ×