株式会ジェージービー(以下:JCB)は2022年11月1日より、JCBナンバーレスカード(以下、ナンバーレスカード)の発行をスタートしました。

そこで今回は、ナンバーレスカードのプロジェクトに携わった長井さん(写真左)と武田さん(写真右)に、企画へのこだわりや開発秘話を含め、その舞台裏について伺いました。

「安全・安心」を形にしたナンバーレスカードが誕生

ナンバーレスカードの対象はJCBオリジナルシリーズのJCB 一般カード・JCBカードW・JCBカードW plus Lの3種券種。今後は順次対象カードを拡大予定です。

「ナンバーレスカードはカード番号やセキュリティコードが券面に印字されていないので、紛失した時や支払い時に盗み見され、不正利用される心配がないことが最大のメリットです。そういった意味で、機能面というよりも、心理的な面で『安全・安心』を感じていただけるカードといえます。」(長井)。

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大好評の「モバ即」から派生した「ナンバーレスカード」開発の歩み

ナンバーレスカードの開発には現在好評をいただいている『モバ即(モバイル即時入会サービス)』の開発が大きく関わっています。

「ナンバーレスカード開発の構想は以前からあったのですが、セキュアな本人認証や利便性にこだわり、お客様により安心して便利に使っていただけるよう、機能面にこだわることにしました。『モバ即』では、スマートフォンやECサイトで即時にカードが利用できるように、オンライン上で安全にカード番号を表示する機能が必須であったため、eKYCを導入しました。この段階で、よりセキュアな本人認証機能を搭載できたため、ナンバーレスカードの開発も同時に進行することになったというのが、ナンバーレスカード誕生の経緯です。」(長井)。

ログイン情報忘れによるMyJCBアプリにログインできない場合の安全・安心機能も搭載

一方で、IDやパスワードを忘れ、MyJCBアプリにログインできない場合はどうするのか?という疑問や心配についても、配慮がなされています。

「ナンバーレスカードはカード番号を券面ではなくアプリ上で確認するため、MyJCBアプリが重要な役割を果たします。現行、MyJCBログイン情報を失念した場合、カード情報の入力を必須としますが、ナンバーレスカードの場合、手元のカードに情報の印字がなくログイン不可となる課題が生まれてしまいます。そこで、その課題を解消するために、セキュアなQRコードを国内で初めて搭載しました。」(武田)

このセキュアなQRコードは、デジタルな認証キーとしてMyJCBアプリでしか読み取ることができません。また、JCBはこのセキュアなQRコードを活用した認証機能を独自に開発し、現在、特許出願中です。

「このセキュアなQRコードをMyJCBのアプリで読み込むと、カード情報の手入力なしで各認証を受けることが可能です。万が一、クレジットカードの盗難にあい、QRコードを読み取られたとしても、様々な認証方法と組み合わせているため、第三者に突破される恐れもありません。」(武田)。

「通常、各種認証に必要なカード情報は、電話で問い合わせたり、カードを再発行したりと、お客様が確認することに時間を要する場合が多いのですが、JCBの場合はオンライン上ですぐに完結できる。その点で、JCBのナンバーレスカードは、『ユーザビリティ』にも『安全・安心』にも長けたカードと自信を持って言えます」(武田)。

珍事も発生!? 微笑ましい開発舞台裏エピソード

お客様の利便性や安全性を常に念頭に考え、企画や開発に奔走している2人ですが、その舞台裏では面白いハプニングもあったそうです。

「新しい技術なので、古いOSのスマホでは使えないという落とし穴があり・・・私が使っているスマートフォンの端末もOSが古くて、テストができないことが発覚しました。実は、お客様にもご注意いただきたいのですが、AndoridのOSバージョンが9以下の端末は本機能の対象外です。同僚にも新しいサービスを開発する仕事をしているのに、テストに使用できないスマートフォンを持っているなんて……と笑われました」(武田)。

「そんなこともありましたね!(笑)ほかには、このシステムをリリースする際に、開発部のメンバーがある神社のお札をデスクに飾っていたのも印象的でした。システム開発者にとって、リリースする日はハラハラドキドキが止まらないそうで、それだけ真剣にプロジェクトに勤しんでいるんだなぁと感じました」(長井)

そのほか「安全・安心」のサービスが多種多様に登場

ナンバーレスカードの他にも、JCBでは「安全・安心」を感じられるサービスが続々と登場しています。

「今回、銀行やクレジットカードと連携できるクラウド会計システム・マネーフォワードと提携した、『次回のお支払額不足通知』や『口座残高変動の通知』をMy JCBアプリ上でできる『口座残高表示サービス』も10月からスタートしています。実際お客様から『口座残高が次回の支払いに足りるか不安』などといった声を多くいただいていたので、その声に応えるかたちで、こちらのサービスを開発しました。また、ご好評をいただいている『My安心設定』も、『カード利用通知』『使いすぎアラート』『カードご利用制限』などさまざまな設定が可能になっているサービスです。こちらも併せてご利用いただくことで、よりJCBの『安全・安心』を実感していただけるのではないかと思います」(武田)

いつもお客様と共に。JCBが模索するクレジットカードの展望

「安全・安心」を徹底し、お客様にとって利便性のあるサービスや機能を提供しているJCBですが、今後はどのような展開やサービスを考えているのでしょうか。

「ナンバーレスを実現できたのですが、一部の会員様にはカードレスというニーズもあるのではと思っています。カードレスは、カードを持ち歩いて落としたり盗まれたりするリスクがなくなるという長所があります。しかしカードレスのモバイル決済に対応していない場所もまだまだたくさんあり、支払いできないことも起こりえます。そのメリットとデメリットに加え、お客様のニーズを踏まえたうえで検討していきたいです。」(長井)

「機能やサービスをより便利に、進化させるということはもちろん大切です。しかし、お客様の趣味趣向や考えは千差万別なので、例えば今回のようにナンバーレスカードとカード番号がきちんと記載されているカードをどちらも選べるという、選択肢があることも大切だと思っています。お客様の想いに寄り添い、お客様個々にぴったり合う商品やサービスをバリエーション豊富に提供することが目標ですね」(武田)

JCBは、目まぐるしく進化するデジタル化社会に沿って機能やサービスをレベルアップさせつつも、お客様の個性や希望、期待に沿った温かみのあるサービスを提供できるよう、今後もつとめてまいります。

※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

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