キューバ、カストロ時代終わる ディアスカネル大統領を党トップ選出

 【ニューヨーク=平田雄介】キューバ共産党は第8回党大会最終日の19日、今大会限りでの退任を表明していたラウル・カストロ党第1書記(89)の後任に、ディアスカネル大統領(60)を選出した。共産党ナンバー2のマチャド第2書記の退任も決定。ロイター通信などが伝えた。

 キューバの政治体制は共産党の一党独裁で、第1書記は党トップ。ディアスカネル氏の昇格で、ラウル氏が兄の故フィデル氏と築いた60年余りの「カストロ時代」は終わる。

 ディアスカネル氏は、カストロ兄弟らが親米バティスタ政権を倒したキューバ革命の翌年の1960年生まれ。大学卒業後、ラウル氏のボディーガードなどを務めた後、中米ニカラグアに赴任。キューバの地方都市で党の要職に就き、2013年に政権のナンバー2国家評議会第1副議長に革命後の世代から初めて抜擢(ばってき)された。同評議会議長(元首)を経て、19年から新設された大統領を務めている。

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