日米2プラス2前に米閣僚が来日 歴訪前に中国を名指し批判

 【ワシントン=黒瀬悦成】ブリンケン米国務長官とオースティン国防長官は15日に来日し、18日までの日韓歴訪を開始した。バイデン政権の閣僚の外国訪問は初めて。中国を「21世紀における最大の地政学的な試練」(ブリンケン氏)と位置づけていることの表れといえ、両長官は同盟諸国との連携で中国の脅威を押し返すため、インド太平洋戦略を本格始動させる。

 両長官は16日、都内で茂木敏充外相、岸信夫防衛相と外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)を開き、日米同盟が「インド太平洋と世界の平和と安全、繁栄の礎石」であると再確認する。

 両長官は14日、米紙ワシントン・ポスト(電子版)への寄稿で、中国を「自国の意向を通すため強制力行使をためらわない」と名指しで非難し、攻撃や脅迫を押し返すには日韓との緊密な連携が必須と強調。中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区の人権侵害、香港の自治抑圧、台湾への圧力などで「責任を負わせる」とした。

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