北朝鮮から漂着のペットボトル激減の意味 コロナ対策の国境封鎖、正恩氏「再資源化」の“鶴の一声”も理由か

 こうしたなか、金正恩(キム・ジョンウン)総書記は党大会での演説で、「軽工業部門では、資材の国産化、再資源化を生命線に捉えて…」と、リサイクルの大号令を発出した。商品の流通量激減と、「再資源化(リサイクル)」という“鶴の一声”で、北朝鮮から流出するペットボトル容器がなくなったのではないだろうか。

 今回の漂着ゴミの変化について、宮塚コリア研究所(甲府市)の宮塚利雄代表(朝鮮近現代経済史)は「中国との国境閉鎖を行った結果、中国製品が市場に出回らなくなり、北朝鮮は中国側の密輸組織に調味料や砂糖の調達を依頼するほどになっている。ペットボトル飲料の製造に回す砂糖は二の次、三の次ではないか」と語っている。

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