トランプ氏の評価 中国「わがまま」、イスラエル「感謝」 露ではもう過去の人

 トランプ米大統領の退任を、その異色の政治スタイルに4年間、振り回され続けた各国はどのようにみたのだろうか。

ロイター酷評

 ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ(電子版)は19日、トランプ氏の功罪を振り返り、北大西洋条約機構(NATO)の欧州加盟国は防衛費負担の増加を迫られたが、それが欧州安保の強化につながり、「欧州の利益になった」と位置付けた。

 19日付フランス紙フィガロは、「米国第一」を掲げたトランプ氏は、欧州政界にもポピュリズムの大波を巻き起こしたことを振り返り、「トランプ氏の退任後も、民主主義社会に広がった分断は残る」とする識者の声を伝えた。

 ロイター通信は19日、トランプ氏を「ロシアのプーチン大統領や北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記のような独裁者を甘やかした」と酷評。英BBC放送などは19日、ジョンソン英首相に近い存在として知られるセドウィル元国家安全保障担当首相補佐官が、トランプ政権が2期目へ移行すれば「(英国を含め欧州諸国の)安全保障や環境対策に利益をもたらさなかっただろう」と述べたと報じた。

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