トランプ氏、バノン元首席戦略官らを恩赦 任期最終日に

 【ワシントン=上塚真由】トランプ米大統領は任期最終日の20日、詐欺と資金洗浄などの容疑で起訴された元側近のバノン元首席戦略官を含む73人に恩赦を与え、70人を減刑した。ただ、トランプ氏自身や家族、顧問弁護士のジュリアーニ元ニューヨーク市長は恩赦の対象外とした。

 バノン氏は昨年夏、トランプ氏の公約であるメキシコとの国境の壁建設をうたい、インターネットを通じた募金で多額の資金をだまし取ったとして逮捕、起訴された。16年の大統領選でトランプ陣営幹部を務めたバノン氏は首席戦略官として政権入りしたが、17年8月に退任。その後、トランプ氏の親族を批判する内容の暴露本を出版し、同氏との間で距離ができていたが、昨年の大統領選の陰謀論を支援し、最近は関係改善を図っていたという。

 トランプ氏はバノン氏のほか、銃の不正所持で有罪を認めたラッパーのリル・ウェイン氏、トランプ氏の元資金調達責任者で、国外でのロビー活動に関する法律違反を認めたエリオット・ブロイディ氏も恩赦とした。

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