「偽の多国間主義」反対、中国外相、日米豪印批判か

 東南アジア4カ国の歴訪を終えた中国の王毅国務委員兼外相は、東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々と多国間主義の関係が深まったと成果を強調、特定の国家をターゲットに政治集団化する「偽の多国間主義」には反対すると語った。新華社が17日夜、伝えた。

 トランプ米政権が中国との対抗を視野に進めてきた日本、インド、オーストラリアとの4カ国連携を批判したとみられる。

 王氏は、今年で30年となる中国ASEANの対話枠組みは多国間主義の成功例とアピール。一方で「多国間主義を旗印に政治勢力を集め、自分たちのルールを国際社会に押しつけ、多国間主義をイデオロギー化することに反対する」などと述べた。

 王氏はミャンマー、インドネシア、ブルネイ、フィリピンを訪問し、新型コロナウイルスワクチンや経済開発などでの協力を確認。ASEANと緊密な「運命共同体」を築いていく考えを示した。(共同)

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