ペンス米副大統領、ハリス次期副大統領に祝意伝える

 【ワシントン=黒瀬悦成】ペンス米副大統領は15日、ハリス次期副大統領に電話して祝意を伝え、20日の就任に際して協力を申し出た。複数の米メディアが報じた。トランプ大統領が昨年11月の大統領選での敗北を認めず、バイデン次期大統領に連絡を取るのを拒否する中、新旧の副大統領が接触するのは初めて。

 関係者によると、ペンス氏は14日にハリス氏に電話した。これまでの大統領選では、敗北した大統領候補が勝利候補に電話をかけ、祝意を伝えて円滑な政権移行を約束するのが慣例になっていた。

 この日の電話は、「選挙に大規模な不正があった」とする根拠のない主張を曲げないトランプ氏に代わり、ペンス氏が米民主政治の慣例を尊重し踏襲する姿勢を示したものだ。

 ペンス氏は14日夜、大統領就任式に向けて連邦議会議事堂を警備する州兵部隊を激励した。16日には西部カリフォルニア州の海軍基地で「トランプ政権の外交政策の成果」に関し演説する予定で、6日の議事堂襲撃・占拠事件の後はほとんど公の場に姿を見せなくなったトランプ氏に代わり、精力的に執務を遂行している。

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