香港国安法違反の52人保釈 「政治的迫害」と民主派

 香港の民主派が香港国家安全維持法(国安法)違反容疑で一斉に逮捕された事件で8日、香港警察は6日に逮捕した53人のうち52人を保釈したと明らかにした。いずれも起訴はしておらず、起訴に向けて捜査する。香港メディアによると、保釈された民主派の立法会(議会)前議員らは「民主を求める人々を、でっち上げの罪名で政治的に迫害している」と批判した。

 警察は、民主派が立法会選に向けて昨年7月に実施した予備選を問題視。予備選による候補者調整により立法会選で過半数を獲得後、財政予算案を否決し、行政長官に辞職を迫る目的があったとして、国安法の国家政権転覆罪を適用した。

 予備選を取り仕切り、主犯格の扱いを受けている戴耀廷元香港大准教授は保釈後の7日深夜、「香港は寒い冬の時代に入った。だが香港人は激しく冷たい風に逆らい進んでいく」と語った。(共同)

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