「軍艦島」ねつ造疑惑 自民・和田議員の問い合わせにNHKから“踏み込んだ”回答 韓国の反日プロパガンダに影響した可能性

 「軍艦島」こと、長崎県・端島の暮らしを記録したNHKのドキュメンタリー作品「緑なき島」をめぐり、一般財団法人「産業遺産国民会議」と「真実の歴史を追及する端島島民の会」が「事実の改竄(かいざん)が行われた」と告発している問題に、新たな展開だ。元NHKアナウンサーで、この問題を調査している自民党の和田政宗参院議員が問い合わせたところ、NHKから「対応について現在検討しています」と踏み込んだ回答が得られたのだ。

 これまで、NHK広報局は「『緑なき島』につきましては、当時の取材に基づいて制作・放送したものと考えています」と、夕刊フジなどの取材に回答していた。検証と説明を求める声の広がりにNHKは動いたのか?

 和田氏は「『緑なき島』における炭坑作業員の様子は、炭坑外と炭坑内などで大きく異なっている。かつて放送に携わった立場としては、異なる映像を同じ場面の映像として編集している可能性を疑わざるを得ない。NHK内部でも、『検証する必要がある』という声が挙がったのではないか」と指摘する。

 NHK総合で1955年11月17日に放送された「緑なき島」には、炭坑内で作業員が褌(ふんどし)一丁になり、キャップランプのないヘルメット姿で、這(は)いつくばるような低い坑道で作業するなど、元作業員や元島民の証言とまったく異なる映像が入っていた。

 この描写は、端島で強制労働や虐待があったとする韓国映画「軍艦島」の表現と酷似しており、韓国側の反日プロパガンダに影響した可能性が指摘されている。朝日新聞の「慰安婦大誤報」を思い出させる。

 和田氏は「誤ったイメージが、いわゆる『元徴用工』問題における1つの原点となった恐れがある。NHKは事実を検証し、誤りがあれば謝罪し訂正すべきだ」と強調した。今後、国会での追及も注目される。

 NHKは、夕刊フジが再度送った質問状に対し、「個別のやり取りに関わるご質問には、お答えしていません」と回答している。

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