中国外相、対米改善に期待 相違の建設的な処理強調

 中国の王毅国務委員兼外相は18日、インターネット上で米団体と交流し「米側が中国側と向き合って進むことを望む」と述べ、来年1月の米政権交代をきっかけとした関係改善に期待をにじませた。米国との相違は建設的に処理する考えを強調する一方で、主権をめぐる問題では譲らない姿勢を示した。中国外務省が発表した。

 トランプ米政権には、香港情勢をめぐり新たな対中制裁に踏み切るなど、米国内で勢いを増す対中強硬論を背景に、バイデン次期大統領の対中外交を縛る思惑も見える。

 一方、台湾や香港、チベット自治区、新疆ウイグル自治区に関する内政干渉は許さないと牽制(けんせい)。経済貿易を巡る対立の解決には対抗、制裁ではなく対話と協議が必要だと述べた。南シナ海には航行や飛行の自由を巡る問題は何も存在しないと主張した。(共同)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ