民主主義国は対中結束を NATO、厳しい認識示す

 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は2日、外相理事会後の記者会見で「中国は人権を侵害し他国をいじめている」との厳しい認識を示した上で、中国対策でNATO非加盟の日韓やオーストラリアを含む「民主主義国の共同体は協力しなければならない」と述べ、結束を訴えた。

 外相理事会は同日、オンラインで開催した2日間の日程を終え、台頭する中国に関する包括的報告に合意した。

 2日目の協議には日韓などアジア太平洋地域のパートナー国の代表も参加。中国と対峙する上での情報や分析結果の共有など、どのような協力ができるか意見交換した。

 ストルテンベルグ氏は、中国とは貿易や気候変動などではパートナーであり「敵国ではない」としつつ「世界第2位の国防予算を持ち、新たな軍事力に多額の投資をしている」と指摘。「この1年で中国に対するわれわれの理解が大きく変化した」と述べた。(共同)

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