中国、香港民主派12人送検、起訴へ 台湾密航容疑

 【北京=西見由章】香港から台湾に密航しようとして8月下旬、南シナ海上で中国海警局に拘束された香港の民主活動家ら12人について、広東省深●(=土へんに川)(しんせん)市公安局は27日、検察機関に送致したと発表した。今後、検察機関が起訴の可否を判断するための捜査を進める。

 12人は、香港国家安全維持法違反の疑いで逮捕・保釈された民主活動家の李宇軒氏や、反政府デモの最前線で活動した「勇武派」と呼ばれる若者ら。9月末、他人の不法越境を組織した容疑や不法越境の疑いで同公安局に正式逮捕されていた。他人の不法越境を組織した罪では情状が極めて悪いと判断された場合、最高刑で無期懲役が科せられる。

 中国本土の刑事手続きをめぐっては弁護士の接見が認められなかったり、拷問が行われたりするなどの劣悪な環境が指摘されており、12人の家族らは香港での裁判を求めている。

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