バイデン氏78歳に 歴代最高齢大統領へ、付きまとう認知症疑惑

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領は20日、78歳の誕生日を迎えた。来年1月20日に大統領に就任する時点で「史上最高齢の米大統領」となる見通しだ。

 歴代米大統領で最高齢だったのはロナルド・レーガン氏(在任1981~89年)で、78歳の誕生日まであと数週間を残して任期を終えた。現在、歴代で2番目に高齢のトランプ大統領は、74歳と7カ月余で来年1月20日に退任する。

 バイデン氏は1期目の任期が終了するときに82歳になっている。仮に再選されれば86歳まで大統領職にとどまることになる。

 それだけに、バイデン氏の心身の状態に関しては特に注目が集まっている。

 バイデン陣営が昨年12月に公表した健診結果によると、バイデン氏は88年に脳動脈瘤を発症し、現在は不整脈があるものの「完全に無症状」で治療を必要としないとしている。

 また、過去に皮膚がんにかかった以外はがんに罹患(りかん)しておらず、糖尿病や高血圧、狭心症などの病歴もないことから、大統領の職務を遂行できる健康体だと結論付けている。

 ただ、バイデン氏は記者会見や支持者集会でのやり取りで言葉があやふやになるなど、「認知症疑惑」が常に付きまとう。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは社説で、バイデン氏の認知能力の問題は今後も臆測を呼び続けるだろうと指摘し、バイデン氏に対し「情報開示をすべきだ」と求めた。

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