ポンペオ米国務長官が訪仏も仏側冷ややか

 【パリ=三井美奈】ポンペオ米国務長官が16日、欧州、中東歴訪の最初の訪問地フランスで、マクロン大統領と会談した。

 米国務省は、これに先立って行われたポンペオ氏とルドリアン外相との会談で、中国の人権侵害やレバノン問題が議題になったと発表した。だが仏側は声明を出さず、反応は冷ややかだった。

 ルドリアン氏は同日、マース独外相と連名でルモンド紙(電子版)に寄稿し、「(トランプ米政権の)過去4年間、国際環境は悪化する一方だった」と表明した。ルドリアン氏はポンペオ氏との会談を前に仏メディアで、アフガニスタンやイラクからの一方的な米軍撤収に対し、反対の意向を伝えると述べていた。

 フランスは7日、米大統領選でバイデン前副大統領の当選確実が報道された後、ドイツと並んで直ちに祝意を表明した。

 ポンペオ氏は14日にパリに到着。自身のツイッターでテロ犠牲者の記念碑に献花したり、仏大統領府を訪れたりする様子を写真で公開した。ポンペオ氏は23日までトルコやイスラエル、アラブ諸国を歴訪する。

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