米大統領選、法廷闘争突入で「第2の南北戦争」との声も トランプ&ジュリアーニのタッグで現代の“マフィア浄化作戦”に挑む

【有本香の以読制毒】

 米大統領選は、主要メディアが民主党のジョー・バイデン前副大統領の当選確実を報じたが、ドナルド・トランプ大統領は不正投票疑惑を指摘し、敗北を認めていない。元ニューヨーク市長で弁護士のルドルフ・ジュリアーニ氏を中心に法廷闘争も始まった。確かに、膨大な郵便投票もあり、集計作業は終了していない。「第2の南北戦争」という声もあるなか、自由主義のリーダー国で何が起きているのか? トランプ氏の大逆転があるのか? バイデン氏の当確報道に沈黙する中国とロシア…。歴史的にみて、米国が民主党政権のときに、日本は厳しい局面に立たされた。ジャーナリストの有本香氏の人気連載「以読制毒」。

 まさかここへ来て、トランプ氏とジュリアーニ氏という、1990年代に大活躍した名物ニューヨーカー2人のタッグが見られるとは思わなかった-。

 先週に引き続き、いまだ決着のつかない米大統領選の話題である。こう書くと、「え? バイデン氏が勝ったんじゃないの?」という疑義が読者諸氏から挙がるかもしれないが、さにあらず。

 日本の大メディアが正しく伝えないのでご存じない方もいるだろうが、実は「トランプ氏逆転」の可能性もゼロではないというのが現状だ。

 それにしても、日本のマスメディアの米大統領選報道は今回もひどかった。「バイデン推し」のすさまじさに閉口したことは先週も触れたが、日本のメディア人がなぜ、日米開戦や原爆投下に踏み切った民主党の大統領に好意的なのかが分からない。

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