米ファイザーのコロナワクチン、いつから接種できる? 発症防ぐ有効性90%超、日本はすでに6000万人分確保

 これは朗報だ。米製薬大手ファイザーが9日、開発中の新型コロナウイルス感染症のワクチンについて、発症を防ぐ有効性が90%以上に上ったとする暫定的な臨床試験の結果を公表した。安全性の深刻な懸念も見られないとし、今月中にも米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請する。日本政府は同社からこのワクチンを6000万人分供給を受けることで基本合意済みだが、いつ接種可能になるのか。 

 欧米メーカーのワクチンの中で、最終段階で有力な結果が示されたのは初めて。トランプ米大統領はツイッターに「大変良いニュースだ!」と投稿。米大統領選で勝利宣言したバイデン前副大統領は歓迎しつつも「われわれの前にある今の課題は変わらない」と声明を出した。

 ワクチンはドイツのバイオ企業ビオンテックと共同で開発。メッセンジャーRNAと呼ばれる人工遺伝子を使ってウイルス表面の特徴的な突起を再現し、免疫反応を引き起こす。ウイルスが体内に侵入した際に感染防御に働く抗体をあらかじめつくっておく仕組み。

 西武学園医学技術専門学校東京校校長で医学博士の中原英臣氏は「ワクチンの効果としては、期待していい結果といえる。一方で、今後明らかになる副作用には注目する必要があるだろう」と解説する。

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