米韓外相が会談、北朝鮮問題を協議 政権移行期の挑発に備え

 【ソウル=桜井紀雄】訪米中の韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は9日(米東部時間)、ポンペオ米国務長官とワシントンで会談し、北朝鮮情勢などについて協議した。韓国外務省によると、朝鮮半島の状況を安定的に管理するために両国間の緊密な連携を維持していくことで一致した。

 米大統領選では、民主党のバイデン前副大統領が当選を確実にしており、米政権の移行期に北朝鮮の軍事的挑発の可能性も含め、不測の事態に備える狙いもあるとみられる。

 両外相は「朝鮮半島平和プロセスの進展」に向けた努力や、外交当局間の意思疎通と協議を維持する方針も確認したが、政権交代を目前に韓国内でも会談の有効性が疑問視されている。

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、バイデン氏や主要関係者と「多方面で意思疎通していく」意向を示しており、康氏はバイデン氏周辺者との接触も模索しているもようだ。

 ポンペオ氏の10月の訪韓予定がトランプ大統領の新型コロナウイルス感染で急遽見送られ、米側がその代わりに康氏を招請したという。

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