文氏は米朝対話の引継ぎを期待

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9日、大統領府の会議で、米大統領選で勝利宣言した民主党のバイデン前副大統領に祝意を示し、「米次期政権とともに韓米同盟を一層強化していく」と表明した。

 北朝鮮との対話を最優先してきた文氏は「朝鮮半島の平和プロセスの進展にいかなる空白も生じないようにしていく」と強調。トランプ政権との間で成し遂げた「貴重な成果」が次期政権に引き継がれ、「一層発展していくよう最善を尽くす」と述べ、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と首脳会談を重ねたトランプ大統領の米朝対話路線の継続・発展に期待を込めた。

 だが、バイデン氏は、トランプ氏と金氏のトップ会談は「北朝鮮を正当化した」だけだと批判しており、実務協議を積み上げる従来の交渉スタイルに改められる可能性が高い。

 北朝鮮メディアは9日現在も当選を確実にしたバイデン氏について報じておらず、金氏の動静も先月22日以降、伝えられていない。

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