韓国情報機関トップが訪日へ 徴用工など協議か

 韓国情報機関、国家情報院の朴智元院長が来週訪日する方向で最終調整していることが3日、分かった。日韓関係筋が明らかにした。北朝鮮情勢のほか、元徴用工問題や日本の輸出規制強化など、日韓の懸案も日本側関係者と協議するとみられる。

 朴氏は、日韓関係を重視した故金大中元大統領の最側近で、知日派として知られる。自民党の二階俊博幹事長と親交があるが、今回の訪日の際に会談するかどうかは明らかになっていない。日本の情報当局者らとの会談が中心になるもようだ。

 日韓関係は、日本企業に賠償を命じた2018年秋の元徴用工訴訟の韓国最高裁判決以後、急速に悪化。日本政府は1965年の日韓請求権協定で解決済みとして反発する一方、韓国は判決を尊重する立場で、政府間の協議も平行線をたどっている。

 朴氏は、金大中氏が2000年に史上初の南北首脳会談を行った際、北朝鮮側との秘密交渉を担って実現にこぎ着けた北朝鮮通。訪日中、南北や日朝関係についても意見交換する可能性がある。(共同)

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