南シナ海問題で米国務長官が中国非難「違法な主張拒否する」

 アジア歴訪中のポンペオ米国務長官は29日、インドネシア・ジャカルタでルトノ外相とオンラインで共同記者会見し、南シナ海への海洋進出を強める中国について「法を順守する国々は中国の違法な主張を拒否する」と非難した。

 ポンペオ氏は、南シナ海南端のインドネシア領ナトゥナ諸島北方の排他的経済水域(EEZ)で中国漁船による違法操業が相次ぎ、インドネシアが今年1月、軍艦や航空機を派遣したことなどを念頭に「断固とした行動を歓迎する」と表明した。

 ルトノ氏は中国を名指しせずに「安定した平和な海として維持されるべきだ」と強調、国際法の尊重を求めた。米国を「戦略的パートナー」と位置付ける一方、中国はインドネシアの最大の貿易相手国でもあり、米中対立の中で板挟みになるのを避けたい立場だ。(共同)

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