「五輪前に対日関係改善を」韓国与党代表 

 【ソウル=名村隆寛】韓国の前首相で、与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)代表は21日、ソウル市内で外国メディアと記者会見し、悪化が続く日韓関係について「来年夏の東京五輪までに(いわゆる徴用工問題など)韓日間の懸案が解決し、関係を改善できると確信している」と述べた。

 李氏は昨年10月に訪日し、当時の安倍晋三首相との会談で日韓の対話の重要性を確認。李氏はその合意に戻る必要があるとし、「両国政府が守るべき原則を守り、すべてを外交当局の協議に任せ、接点を見いだすようにすれば、よい結果が出ると思う。それが現実的で効果的な方法だ」と語った。

 また、日本に対して「関係改善の条件を付けるべきではない。両国間に障害があれば、会って解決すればいい」と述べた。安全保障上の輸出管理で優遇する「ホワイト国」からの相互の除外と、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を韓国側が破棄しようとした問題について、「連動して起きた問題であり、連動して解決するのが望ましい」と述べた。

 李氏は「東京五輪の前に韓日の懸案を妥結し、五輪を機に日朝関係に新たな可能性が開かれることを期待している」とした。

 李氏は2年後の大統領選挙の有力候補。金大中(キム・デジュン)元大統領が在任中の1998年に訪日した際、「50年にも満たない不幸な歴史によって、韓日の1500年の交流を無意味にするのは愚かだ」と述べたことに触れ、「私もそう思っている」と断言した。

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