NZ総選挙、与党圧勝 コロナで手腕…アーダン首相続投へ

 ニュージーランド議会(1院制、定数120)の総選挙が17日、投開票された。選挙管理委員会によると、与党の労働党が順調に票を伸ばし、過半数の議席を獲得する見通し。同党党首のアーダン首相(40)は「国民は労働党に50年間で最大の支持を示した。労働党が次の3年も政府を主導する」と勝利を宣言。アーダン氏の2期目続投が確実になった。

 選挙戦は新型コロナウイルス流行で打撃を受けた経済対策が主な争点。アーダン政権は中小企業支援などを含む500億NZドル(約3兆5千億円)の支出を決めており、コロナ後を見据えた施策が支持を集めた。

 アーダン氏はコロナ対策などで見せた指導力や発信力が評価され、今年のノーベル平和賞の有力候補として名前が挙がるなど、同氏個人への支持が労働党の追い風ともなった。最大野党の国民党は伸び悩んだ。

 総選挙と同時に嗜好(しこう)用大麻合法化の是非を問う国民投票も行われ、同結果は30日に公表される。(シンガポール支局 森浩)

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