緊迫の台湾海峡、習主席「全身全霊で戦争に備えよ」軍に指示 大統領選直前、米日豪印で牽制

 台湾国防部は16日、中国のY8対潜哨戒機1機が15日夜に台湾の防空識別圏に入ったと発表した。中国軍機の侵入は6日連続で、中国軍が台湾周辺で活動を活発化させた9月16日以降では、18回目となる。

 習主席は今月13日、広東省の海軍陸戦隊(海兵隊)の部隊を視察し、「全身全霊で戦争に備え、高いレベルの警戒態勢を維持しなければならない」と指示した。新華社が伝えた。陸戦隊は上陸作戦に投入される部隊で、台湾や沖縄県・尖閣諸島への作戦を念頭に置いた部隊とみられる。

 中国は新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)を引き起こしながら、軍事的覇権拡大を着々と進めている。

 これに対し、米国中心の自由主義陣営は引かない構えだ。

 日本と米国、オーストラリア、インドは6日、東京で「4カ国外相会談」を開催。4カ国は「自由で開かれたインド太平洋」戦略で一致した。

 さらに、米海軍と海上自衛隊は12日、南シナ海で日米共同訓練を実施した。海自はヘリコプター搭載護衛艦「かが」と、護衛艦「いかづち」、米海軍からはイージス駆逐艦「ジョン・S・マケイン」と、補給艦「ティピカヌー」が参加した。

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