日米豪印連携「アジア版NATO」構想に中国震撼!? 重要な枠組みの安倍元首相「自由で開かれたインド太平洋構想」を大メディアも今までスルー…今後は国内外へ浸透を

 わたくしごとで恐縮だが、筆者は40年前、大学でインドについて多少学んだ、「親印派」だ。だからというわけではなく、日本の安全保障について自分なりに考えた結論として、20年ほど前から、「日印同盟を」と言ってもきた。そういう身からすると、「ようやく」という感慨がある。

 全国紙はさすがにこの4カ国連携の重要性を理解したと見え、社説で意義を説く新聞も複数あった。その紙面ではまず、日米が主導する「自由で開かれたインド太平洋」構想が、地域の平和と繁栄をめざす多国間協力の枠組みとしていかに重要かを述べている。

 これまた結構だ。ただ、一つ大事なことを忘れていやしませんか、と大新聞の皆さまに申し上げたい。この重要な構想の生みの親は誰で、一体いつ提起されたものだったか。そこに触れた記事が見当たらない。しからば、本稿で書いておくとしよう。

 「自由で開かれたインド太平洋構想」の生みの親は、先月辞任した安倍晋三前首相である。構想の始まりは、今から13年以上も前、第一次安倍政権の時にまで遡(さかのぼ)る。

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