米大統領選 副大統領候補討論会 新型コロナ対応で攻防 人種差別問題も

 討論会では、白人警察官の暴行で黒人男性が死亡した事件を受けて全米各地に広がった人種差別抗議デモやそれに便乗した騒乱もテーマとなった。

 ハリス氏は、9月下旬に行われたトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領の第1回討論会で、トランプ氏が「白人至上主義者を非難することを拒否した」と指摘。人種差別的な勢力を容認するかのようなトランプ氏の態度が問題を助長していると示唆した上で、「ジョー(バイデン氏)は多様性を重んじる候補だ」とアピールした。

 これに対しペンス氏は、トランプ氏が白人至上主義への非難を避けたとの主張は「事実でない」と主張。「トランプ氏にはユダヤ人の孫がいる」とも強調し、それこそがトランプ氏が人種的な多様性を尊重している「何よりの証」だと訴えた。

 両候補はこのほか、対中政策や中東情勢などについても激論を戦わせた。

 ペンス氏は中西部インディアナ州知事などを務めたキリスト教福音派の信徒で保守層の支持固めに貢献してきた。ハリス氏は西部カリフォルニア州司法長官などを務めた元検事。バイデン氏が当選すれば、女性、黒人、アジア系のいずれとしても初の副大統領となる。

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