米大統領選 副大統領候補討論会 新型コロナ対応で攻防 人種差別問題も

 【ソルトレイクシティー(米ユタ州)=平田雄介】11月3日実施の米大統領選に向けた副大統領候補の討論会が7日夜(日本時間8日午前)、西部ユタ州ソルトレイクシティーで始まり、共和党のペンス副大統領(61)と民主党のハリス上院議員(55)が新型コロナウイルス危機への対応をめぐり火花を散らした。

 ペンス氏とハリス氏は、新型コロナウイルス感染防止のため、3・7メートル離れた机に着席。間には飛沫を防ぐ透明な板も立てられた。

 1時間半の討論は、政権の新型コロナ対策についてスタート。新型コロナによる米国内の死者は21万人を超え、世界最多となっている。ハリス氏は、ペンス氏がトランプ政権の新型コロナ対策チームの責任者であることを指摘し、「米国民は史上どんな政権よりもひどい失敗を目撃した」と批判した。

 これに対し、ペンス氏は責任は感染拡大の起源となった中国にあると主張し、いち早く中国からの渡航を禁止するなど「大統領が最初から国民の健康を第一に対応していたことを知ってほしい」と訴えた。

 1回目の大統領候補の討論会がトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)との間で非難の応酬となったのと異なり、ペンス氏とハリス氏は抑制した態度で互いを批判した。

 大統領候補がともに高齢の上、直前にはトランプ氏が新型コロナウイルスに感染して一時入院したことから、大統領が執務不能になった場合にその権限を継承する副大統領の資質に注目が集まっている。

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