米大統領選・副大統領候補者討論会(2)ハリス氏「米国はいま、史上最悪の失敗に直面」と先制パンチ

 11月3日の米大統領選に向けた共和党のペンス副大統領(61)と民主党のハリス上院議員(55)による副大統領候補者討論会が7日、西部ユタ州ソルトレークシティーで行われた。

     ◇

 議論の冒頭でハリス氏は「米国はいま、史上最悪の失敗を目の当たりにしている」と先制パンチを放ち、新型コロナウイルス感染症による米国の死者、感染者が世界最悪の数に上っている現状をやり玉に挙げた。

 そのうえでハリス氏は、トランプ政権は新型コロナウイルスの感染が拡大した初期に十分な情報を国民に開示しなかったとし、「トランプ政権には(感染拡大を押さえ込む)プランがない」と非難した。また、新型コロナ対策チームを率いるペンス氏の責任を追及。民主党候補のバイデン前副大統領には、ワクチン接種を無料化するなどの「プランがある」とアピールした。

 これに対しペンス氏は、「トランプ大統領は、当初から米国民の健康を最優先にしてきた」と主張。早い時期に中国からの渡航を全面禁止にしたことで、「(新型コロナに対応するための)貴重な時間を得ることができた」と指摘した。また、ハリス氏に対し、「新型コロナの死者を政治問題にするべきではない」と牽制した。(ワシントン支局)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ