トランプ大統領、退院から一夜明けツイートで「トランプ節」全開 体調は安定

 【ワシントン=黒瀬悦成】新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領は退院から一夜明けた6日、南部フロリダ州マイアミで15日に予定される大統領選の2回目の候補者討論会について、ツイッターに「楽しみにしている。素晴らしい内容になるだろう」と書き込み、参加への意欲を示した。

 トランプ氏はこの日、大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領や民主党指導部を非難するツイートを立て続けに投稿し、「トランプ節」は健在であることを支持層に誇示した。

 また、トランプ氏は6日のツイートで、自身が感染した新型コロナウイルスについて「大半の人にとってはインフルエンザよりも死亡率がはるかに低い。インフルエンザの流行で国を封鎖するのか」と訴え、経済活動を積極的に再開するよう促した。

 これに対しツイッター社は、投稿が「誤解を招き危険性のある情報を拡散している」としてツイートに警告文を添付した。

 複数の米メディアによると、トランプ氏はフェイスブックにも同様の内容の投稿を行たが、フェイスブック社は投稿を削除した。

 トランプ氏の発言は、自身が3日で退院してウイルス危機克服への自信を深めた表れとみられるが、民主党勢力などから「新型コロナの危険性を軽視している」として批判が強まるのは確実だ。

 トランプ氏の主治医であるコンリー医師は6日の声明で、この日はトランプ氏に症状は出ておらず、血中酸素濃度などの検査結果も安定しており、「全体的に極めて良好な状態が続いている」と発表した。

 一方、ホワイトハウスでは6日、トランプ氏のスピーチライターを務めるミラー大統領上級顧問の感染が確認された。ロイター通信などによると、ホワイトハウス職員の感染者は同日現在、ミラー氏やマクナニー大統領報道官を含め少なくとも9人に上っている。

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