【米大統領選】討論会のルール変更検討 トランプ氏の不規則発言連発に批判

 【ワシントン=平田雄介】11月3日実施の米大統領選に向けた候補者討論会を主催する実行委員会は9月30日、第2回討論会(10月15日)のためルール変更を行うと発表した。9月29日の第1回討論会で頻発した不規則発言への反省から、相手の発言中はマイクのスイッチを切るなどの対策が検討されそうだ。

 実行委は「有権者の利益となる整然とした議論を実現するため、変更するルールを慎重に検討し、近く発表する」と声明を出した。

 29日夜の討論会は、一つのテーマごとに候補者が2分ずつ意見を表明し、残りの時間を討論するルールで実施された。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、相手の議論を遮るなどの不規則発言は、90分の討論中に、共和党現職のトランプ大統領が71回、民主党候補のバイデン前副大統領が21回。司会者は繰り返し自制を求めたが、トランプ氏は止まらなかった。

 討論会は全米にテレビ中継され、推定で2870万人が視聴。討論中、バイデン氏の陣営に1千万ドル(約10億5千万円相当)近い寄付が集まる一方、トランプ氏への批判が広まった。

 ルール変更について、トランプ氏の陣営は30日、「試合の途中でゴールポストを動かすべきではない」と実行委を批判した。

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