米大統領選で誹謗中傷合戦激化! トランプ陣営「バイデン氏の政策はメイド・イン・チャイナだ」 バイデン陣営、所得税未納で「トランプ氏は労働者をバカにしている」

 ■最後までデッドヒートか

 テレビ討論会では罵詈(ばり)雑言も飛び交いそうだが、米国政治に詳しい専門家は、今後の展開をどうみるか。

 福井県立大学の島田洋一教授は「トランプ氏は、保守派の女性連邦高裁判事、エイミー・バレット氏を指名した最高裁人事を投票前までに承認させて、共和党全体の起爆剤にする狙いだ。民主党の首長がいる地域で暴動が多いことを指摘し、『法と秩序』を掲げ、『治安』をアピールし、『中国への厳しい対処』などを主張する。一方、バイデン氏は『トランプ氏は同盟国を重視していない』と批判するが、自身も外交政策で具体案がない。前回大統領選でも『隠れトランプ派』が相当いた。最後までデッドヒートだ」と分析した。

 大混戦という予想は他にもある。

 拓殖大学海外事情研究所所長の川上高司教授は「トランプ氏の積極的なドブ板選挙で、バイデン氏との差は激戦州を中心にどんどん縮まり、投票時には五分五分になるのではないか。バイデン氏は、トランプ政権のコロナ対策や国力低下、国内の分裂を批判するだろう。トランプ氏は、バイデン氏の対中弱腰や、年齢的な衰えについて攻撃する。『共和党が、バイデン氏のスキャンダルの証拠を握っている』という情報もある。今後出てくれば『オクトーバー・サプライズ』が起こる」と指摘する。

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