中国軍、4海域で演習 台湾に圧力、市街戦動画も

 中国人民解放軍は、南シナ海と東シナ海、黄海、渤海の4海域で軍事演習などを同時実施している。中国海事局が28日までに演習実施海域での船舶の航行禁止を発表した。中国国営の中央テレビは台湾海峡を管轄する東部戦区が市街戦を想定して最近行った演習の動画を公開した。台湾や米国を強くけん制する狙いが明確だ。

 南シナ海での演習は西沙(英語名パラセル)周辺海域で実施。東シナ海、黄海、渤海での演習はそれぞれ浙江省、江蘇省、遼寧省の沿岸部で行われている。

 市街戦演習は、台湾に向き合う福建省に基地がある第73集団軍が行っており、台湾への上陸戦演習とみられる。動画によると無人機が偵察後、部隊が市街地へ侵攻。図書館や映画館など100棟以上の建物が演習のために造られている。

 米軍人が最近、台湾に米軍部隊を駐留させることを提案した論文に中国は反発。中国紙、環球時報は25日、「米軍の駐留は戦争になることを意味する」との見出しで米国をけん制していた。(共同)

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