宇宙軍拡禁止条約を提案 ロシア、新安保体制構築に向け

 ロシアのプーチン大統領は22日、国連総会一般討論でビデオ演説し、「宇宙への兵器配備を禁止する法的拘束力のある条約」を締結するよう各国に提案した。来年2月に期限が切れる米ロの新戦略兵器削減条約(新START)の延長の必要性を改めて強調。米国に対し、新たなミサイル配備を抑制するよう呼び掛けた。

 米ロ2国間の軍備管理体制が崩壊しつつある中で、これらの措置が「新たな国際的な安全保障体制を構築する基盤になる」との認識を示した。

 米ロは互いに宇宙空間の軍事利用を警戒。また、ロシアは中距離核戦力(INF)廃棄条約を離脱した米国が、中距離ミサイルや巡航ミサイルを欧州やアジア太平洋地域に配備することを懸念している。

 プーチン氏は、新型コロナウイルス感染拡大を巡り、ロシアが開発したワクチンを基に各国と協力する用意があるとも表明。(共同)

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