ペルー大統領、失職回避 議会、罷免決議案否決

 南米ペルーの議会(130議席)は18日、ビスカラ大統領の罷免を巡る審議と決議案の採決を行った。賛成の票数が可決に必要な3分の2以上にならず、決議案は否決。大統領は失職を回避した。 大統領が知人の男性歌手に便宜を図り、政府と高額の講演契約を結ばせた疑惑があるとして「倫理的不適格」に当たるというのが審議の根拠。ビスカラ氏は審議に先立ち「違法な行為はしていない」と述べた。

 罷免決議案は87票以上の賛成で可決されるが、18日の投票では賛成が32票、反対が78票、残りが棄権や無回答だった。罷免されれば国会議長が暫定的に大統領に就き、来年4月に予定された大統領選が前倒しされる見込みだった。

 ペルーではクチンスキ前大統領が汚職疑惑などを受け2018年に辞任し、第1副大統領だったビスカラ氏が昇格した。(共同)

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