台湾メディア 菅氏に「友好継承」期待

 【台北=矢板明夫】台湾メディアは菅義偉官房長官が自民党総裁に選出され、次期首相就任が確実になったことを速報し、高い関心を示した。

 大手紙の自由時報(電子版)は、「投票の7割を獲得して圧勝」と伝えた上で、菅氏は「酒を飲まない。甘いものが好き。新聞の『人生相談』のコーナーを愛読している」などと紹介した。

 ネットメディアのヤフーニュースは、菅氏が官房長官在任中は低姿勢に徹し「安倍(晋三)首相の後継者」と何度も報じられたが、「本人は首相への意欲を否定し続けた」と紹介した。菅氏の首相就任は「世襲ではなく、自民党内で無派閥の首相は珍しい」とも伝えている。

 中央通信社は、菅氏が以前、世界保健機関(WHO)総会への台湾のオブザーバー参加に支持を表明したことや、7月末の李登輝元総統の死去後、東京都内の台北駐日経済文化代表処(駐日大使館に相当)を訪れて弔意を表したことを紹介した上で、「菅氏は安倍首相の外交路線を継承し、台日友好を維持する」と期待を寄せた。

(台北 矢板明夫)

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