露統一地方選 プーチン与党“圧勝”

 【モスクワ=小野田雄一】ロシアで13日、州や共和国など連邦構成体(自治体)の首長や地方議員を選ぶ統一地方選が行われた。首長選は18の連邦構成体で行われ、いずれもプーチン政権の与党「統一ロシア」系の候補が優勢だ。

 ただ、複数の露メディアは、一部地域で有力な野党系候補が政権側に立候補登録を却下されたり、政権側から提案された将来的な上院議員ポストの見返りに立候補を取りやめたりしたと報じた。

 プーチン大統領の2024年以降の続投を可能にする改正憲法が7月に成立し、来年には下院選(日本の衆院選に相当)を控える中、プーチン政権が“圧勝”を演出しようとしたとの見方もある。

 プーチン政権は現在、支持率が過去最低の約6割まで低下。18年の統一選では複数の首長選で与党側候補が敗れたほか、昨年のモスクワ市議会選でも与党側議席が大幅に減少していた。

 今年の統一選では、北西部コミ共和国や中部タタルスタン共和国、極東カムチャツカ地方などで首長選が実施された。また、新型コロナウイルス対策として11日から2日間の期日前投票期間が初めて設けられた。

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