中国の漢語強化は「文化のジェノサイド」大阪で抗議活動

 中国北部・内モンゴル自治区で始まった中国語(漢語)教育の強化措置をめぐり、モンゴル語教育の機会を奪いかねないとして、関西在住の在日モンゴル人らが12日、大阪市西区の駐大阪中国総領事館周辺で抗議活動を行った。

 同自治区の少数民族の小中学校ではこれまで、授業の大半を母語のモンゴル語で行ってきた。しかし、同自治区政府は新学年の9月から国語教科書を中国語に変えるとの通知を出し、モンゴル族の間で反発が広がっている。

 この日集まったのは同自治区出身のモンゴル族ら約100人。同市西区の靱公園で集会を行った後、同領事館前に移動し、「母語で教育を受ける権利を」などとシュプレヒコールを上げながら抗議した。

 参加したゲレール・マンドホさん(41)=神戸市=は「自治区内の友人が(抗議活動により)何人も逮捕された。命をかけて母語を守る彼らを日本から応援したい」。主催団体のゴブルド・アルチャさん(39)=同=は「中国の措置はモンゴル人に対する文化的なジェノサイド(大虐殺)。民族を危機に陥れる中国政府に抗議したい」と話した。

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