米大統領選 メラニア夫人が演説「夫は伝統的大統領でないが国愛す」 女性支持拡大を後押し

 【ワシントン=平田雄介】11月3日の米大統領選に向けた共和党全国大会は2日目の25日、トランプ大統領(74)のメラニア夫人(50)がホワイトハウスのローズガーデンから演説した。新型コロナウイルス流行と経済的打撃に苦しむ国民をいたわり、「夫は国民とその家族を守り、世界一豊かな米国を取り戻すのに最も適した指導者だ」とトランプ氏再選への支持を求めた。

 2日目の大会は、事前収録されたポンペオ国務長官らの演説と、聴衆を入れたローズガーデンからの中継で構成。トランプ氏は演説を終えたメラニア夫人と手をつなぎ、夫婦の絆をアピールした。

 メラニア夫人は演説で新型コロナの対応に最前線であたる医療従事者らへの感謝を表明。「夫と政権チームは全ての国民に治療薬とワクチンが行き渡るまで戦う」と述べた。先週の民主党大会ではトランプ氏のコロナ対応が失敗だったとの批判が相次いだが、「この困難なときに相手側(民主党)を攻撃はしない。分断を生むだけだからだ」と国民の融和を求め、喝采を浴びた。

 人種問題に絡んで各地で頻発する暴動については「正義の名を借りた略奪行為や暴力を止め、肌の色に基づく偏見を捨てて互いを慈しもう」と呼びかけた。

 メラニア夫人はスロベニア出身の元モデルで、史上2人目の外国出身のファーストレディー。表舞台に出る機会は少ないが、女性にとっての好感度がトランプ氏と比べて高いとされ、陣営には選挙活動へのより積極的な参加を求める声があった。

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