米大統領選 異例のバーチャル党大会 静かな民主党大会 党の結束アピールも盛り上がりに課題

 他にもバイデン氏と候補指名を争ったエイミー・クロブシャー、コリー・ブッカー両上院議員、実業家のアンドリュー・ヤン氏らも映像で登場し、党内融和を演出。それぞれバイデン氏を「大統領にふさわしい」などと称賛、ヤン氏は予備選撤退後、バイデン氏からの激励の電話で感銘を受けたことを披露した。

 異例の形の党大会は参加者の拍手や歓声がなく盛り上がりに欠け、「長いテレビコマーシャル番組のよう」(米メディア)との批判が目立ったが、この日の主役となったのは、ミシェル・オバマ前大統領夫人だった。他の政治家よりも2倍以上の約18分間にわたる事前収録の演説で、トランプ氏を「われわれの国にとって、間違った大統領だ」と痛烈に非難した。

 新型コロナ危機や人種差別問題などに直面する中、「今のホワイトハウスに指導力や慰め、安心感を求めても、返ってくるのはカオスや分断だ。完全に(他者への)共感能力が欠如している」と指弾した。さらに、バイデン氏を「謙虚さと成熟さを持ち合わせている」とたたえ、子供たちの未来のため「ジョー・バイデンの当選に、全力を尽くさなければならない」と力強く訴えた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ